NAGASAKA

横浜テーラーナガサカ

blog

イタリア流の肩作り。「マニカ・カミーチャ」で軽やかな着心地を

いつも当店のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

この間、ふと手持ちのスーツやジャケットを確認したら、私はほとんどがイタリアの生地で作っていました~。

自分で着るものは、仕立てもイギリスの構築的な雰囲気より、イタリアの軽やかな雰囲気が好きなので袖付けもほぼマニカ・カミーチャで作っています。

さて、その「マニカ・カミーチャ」とは何ぞやということで・・・

 

■マニカ・カミーチャとは

イタリア語で「シャツの袖」という意味で、シャツのように柔らかく付けられた袖付けのことを指します。

 

■特徴

袖を取り付ける際に、いせ込み(ギャザーを入れながら、平面な布に丸みを付けて立体的にする方法)を入れて取り付けます。

柔らかな雰囲気で、肩にフィットし、動きやすさがあります。

少しカジュアルな印象になるので、クラシックなスーツよりもジャケットに取り入れられることが多いです。

 

↓こちらが通常の袖付け

そして↓こちらがマニカ・カミーチャです。

通常の袖付けと比べるとこんな感じです。

トルソーへの着せ付けだと少し分かりにくいかもしれません(笑)

 

個人的には着用感で違いをすごく感じます。

肩回りが楽になるので、少しカジュアルな雰囲気になっても問題なければ、マニカ・カミーチャは非常におススメです。

 

この機会に是非お試しください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

お問い合わせ ネット予約 出張採寸

045-253-6789

ネット予約
会社概要 プライバシーポリシー