お役立ちコラム
オーダースーツ専門店ナガサカ

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良いオーダーシャツを仕立てる秘訣


寒かった冬も終わり、いよいよ暖かい季節の春が到来しました。
職場ではジャケットを脱いでワイシャツ1枚で仕事をする機会が多くなる時期。
そこで今回は良いオーダーシャツを作る秘訣を紹介致します。

何よりも重要なのは素材

1番重要なのは、やはり良い素材のものを選ぶことです。
ワイシャツは基本的に素肌の上に着るものですから、
肌にストレスのかからない綿100%のような天然素材が良いでしょう。
もうひとつはワイシャツ自体のパターンです。いくら良い素材でも
シルエットが悪ければ、良いシャツとは言えません。
スーツ同様、ワイシャツにもブリティッシュ・スタイル、イタリアン・スタイル、
アメリカントラディショナル・スタイルなどのパターンがあります。
例えばタイトなイタリアン・スタイルのスーツにブカブカのシャツを着ていたのでは、
どれだけいいスーツを着ても台無しです。

これはシャツのスタイルだけではなく、襟型にも言えます。
クラシックなブリティッシュ・スタイルのスーツにアメリカントラディショナルスタイルの
ボタンダウンなんか似合うはずがありません。ワイシャツはスーツのスタイルに
合わせるというのが基本です。

ディテールのひとつひとつの意味を知ることが重要

ワイシャツというのは本来下着ですから、ドレスシャツとして着用する場合は、
基本的に胸のポケットはつけません。ネームも本来、人に見せるためのもの
ではありませんから、見えないところにさりげなく刺繍するのが良いでしょう。
そうしたディテールのひとつひとつの意味を知ることも、オーダーシャツを作る
上では大切なことだといえます。

シャツの色

ビジネスシーンにおいては清潔感と信頼感が何よりも大切なため、
シャツの色は白とサックスブルーが基本。どちらの色も、ネイビーやグレーの
スーツと好相性です。ビジネスシャツのルールとしては、薄いピンクやクレリックシャツも
NGではありません。しかし、「信頼感」に重点を置くのであれば、
色は白かサックスブルーを選ぶ方が間違いがないでしょう。

デザインシャツの注意ポイント

数年前から、ビジネスシーンでカラ―ステッチやカラーボタンを使用したシャツを
着用している人をよく目にします。ノーネクタイを基本とするクールビズなどの影響だと
思いますが、ビジネスのユニホームとして必要以上のデザインは格を損ねます。
実際女性からの評判も「遊んでそうに見える」などとあんまりかんばんしくないようです。
何よりもスーツスタイルが安っぽく見えてしまうので、デザインシャツは
「休日イベントの場だけのお楽しみ」と割り切り、ビジネスシーンで着るシャツのデザインは
できるだけシンプルなものにしましょう。

ボディタイプを選ぶ

スーツにもスタイルがあるようにワイシャツにもスタイルがあります。
当店では9種類のボディスタイルがあり、それぞれのスーツスタイルに
合わせて好みの形を選ぶことができます。一般的なオーダーシャツが着る人の体型に
合わせるのに対して、当店ではパターン本来のシルエットを崩さぬよう、
体型に最も合うと思われるパターンサイズを当てはめて、そこから微調整を加えていきます。
体型ありきの一般的なオーダーシャツは、時に不格好なものになりがちですが、
パターンありきで体型に当てはめてゆく当店のオーダーシャツは洗練された
シルエットそのままに美しく仕上がります。

襟型を選ぶ

“ワイシャツは襟で決まる”そう言われる通り、襟型とそのクオリティは、
ワイシャツの良し悪しを決定づけます。当店のオーダーシャツには51種類
という豊富な襟型が用意されているので、カジュアルからビジネスまで、
いかなるシュチュエーションにも対応可能です。

襟型もまた、スーツのスタイルに合わせたデザインを選ぶのが基本。
ブリティッシュ系にはセミワイドやワイドが、イタリアン系にはホリゾンタル
ワイドやドゥエボットーニワイドなどといった襟型が一般的です。

Posted on 2014年04月16日 17:18

他人と差をつける裏地とボタンの選び方

今回はオーダースーツを作る上で重要なポイントである裏地の選び方や、
ボタンの選び方、スーツをオシャレに見せてくれるアイテムの選び方などを説明したいと思います。



裏地の選び方

裏地はスーツを着ている時にあまり見えないので、こだわる人は少ないものです。
しかし、サイドベンツの隙間から見える高級感のある裏地や、ジャケットを脱いだ時に覗く
遊び心のある裏地は見えないところを飾るひとつの「粋」だといえます。
本当のオシャレはあまり見えないところにも気をつかうもの。
差がつく裏地選びはオーダースーツを作る上で絶対に侮れないポイントです。

本来スーツの裏地は人に見せるものではないため、汗の吸収や袖のすべりを良くすると
いった機能的な役割を持ちます。そのため、量販店で売っている既成品のビジネススーツは
速乾性の高いポリエステル素材を多く使用しているのです。

しかし、オーダースーツを作る上では、機能的な役割だけでなく見えないところを飾る
「自分流のこだわり」を発揮したいところ。

その点オーダースーツは既製品と違い、裏地も豊富なマテリアルサンプルの中から
自分好みのものを選ぶことができます。
「ポリエステル」だけでなく、「キュプラ」や「アルパカ」といった天然素材に加え、
中には「シルク」といった高級素材を揃えている店まであるので、変わった裏地をセレクトして、
スーツの裏側を個性的に演出することが可能です。

裏地選びをこだわることができるのは、オーダーメイドスーツならでは。
せっかく既成のスーツよりもお金や時間をかけてつくるのですから、
人にあまり見えないところにまでこだわってみてはどうでしょうか?

裏地の素材

ポリエステル
シワになりにくく型崩れしない、また吸湿性に優れているので、
量販店などのビジネスーツによく使われています。

キュプラ
吸湿性に優れ、静電気が発生しにくい。シルクに近い肌触りで、強度も優れています。

ポリエステル+キュプラ
ポリエステルとキュプラを合わせたお互いの長所をプラスした素材。
クリーニングによって縮むこともありません。

アルパカ
ラクダに似た家畜のアルパカの毛を使用した天然素材。保湿性と柔軟性に優れています。





ボタンの選び方

「ボタン」に気を使う人は少ないですが、実はボタンはスーツの全身を彩る「名脇役」です。
色で選ぶか、素材で選ぶかは、本人のこだわりによりますが、ボタン選びによってスーツの
格が決まると言っても過言ではありません。

「ボタン」は服地同士を繋ぎ合わせる“留め具”としての役割以外にスーツを彩る“装身具”としての
役割も担っています。ヨーロッパでは、王様の権威を象徴するためにあったとする説もあり、
古くから装身具であったことが伺えます。現在では、スーツのボタンには様々な素材が用いられ、
スーツの格や、個性を表現するパーツとして重要な役割を占めています。

オーダースーツでは天然素材を使用した「水牛ボタン」や椰子の実を素材とした「ナットボタン」など
天然素材を使用した高級ボタンをオプションとして選ぶことができます。

スーツと同系色のものを選んでシックに見せるのも良いですし、異系色の物を選び、
アクセントにするのも良いでしょう。センスが問われるボタン選びは、オーダースーツを作る上で
最後に残された楽しみだといえます。

実際に手にとって素材の感触を確かめて選ぶ

普通オーダーメイドスーツの店では、大きさや色など様々な計100種類以上のボタンを用意しています。
見るだけでなく、素材の感触を確かめるために手に触れて選ぶことをおすすめします。

ボタンの種類

ポリエステルボタン
染色性がよく、発色に優れています。丈夫で割れにくく耐久性があります。

水牛ボタン
水牛の角を原料とするボタンで、高級感のある独特な光沢があります。
また年月を経ても変色しづらいという特徴があります。

ナットボタン
椰子の実を原料とするボタンで、光沢をおさえたマット感が特徴です。
使いこむごとに風合いが増していくので、長く着るスーツにはピッタリです。

レザーボタン
皮でくるんだボタンで、主にカントリーライクなジャケット用に使用されます。

貝ボタン
本当の貝でできているので表面に凹凸やざらつきがあります。
上品に見えるので高価ですが、根強い人気があります。




他にスーツをオシャレに見せてくれるアイテム

世界にたった一着のスーツに袖を通す時、それに合わせるアイテムにもこだわりの
気持ちが生まれてくるはずです。そこでここでは、スーツスタイルをさらにアップさせる
アイテムの選び方を紹介致します。



時計

時計はスーツの格を上げも下げもする重要なアイテムです。いくら高品質なオーダースーツを
着ていても、時計が安っぽかったらスーツも安っぽく見えてしまいます。そこで、高品質のスーツに
合わせる時計を選ぶ際のポイントを説明します。

1つは「そのスーツ来て店に行き、時計を選ぶこと」です。オンスタイルに合わせる時計は、
そのスーツを着た状態で合わせるのがベスト。休日の買い物にはカジュアルな服装で店を訪れがちですが、
それでは販売スタッフから適切なアドバイスがもらえません。まずは自分のスーツを見せることで、
スタッフに理想のイメージを伝えましょう。そこで提案を受けた時計をセレクトすれば、
トータルバランスが分かり失敗がなくなります。
さらにそのスーツの袖にピッタリとおさまる大きさの時計やバンド調整もできるので、
ディテールまで納得のいく時計を選ぶことができるでしょう。

もう1つは「自分のライフスタイルを考えること」です。趣味は何か? どういった仕事をしているのか?
などを考えることで、自ずと必要な機能や素材が決まります。「自分にはどういった機能が必要なのか、
必要でないのか」を考えることが長く愛用できる時計を選ぶための必要なポイントだといえます。



時計と同じくオーダースーツの格を上げも下げもするのが靴です。
オーダースーツを作ったらぜひ合わせて欲しいのが、正統派のストレートチップ。
端正で品のあるストレートチップは、スーツの格を高めてくれます。
靴はブラウン派という人も一足目は必ず黒をセレクトしましょう。
それも飾り穴などが施されていない内羽式のシンプルなものを選ぶのがポイント。
靴に関しては、黒のストレートチップと黒と茶のプレーンなプレーントゥ。
正直この3足が揃っていればどんな状況でもスーツの格を下げることはないでしょう。

Posted on 2014年03月18日 12:59

スーツの3つの種類と生地の選び方

2回目はスーツの3つの種類と生地の選び方を説明致します。


スーツには3つのベーシックスタイルがある

スーツの型にも流行り廃りがありますが、とはいえ、どんな時代の流行のスーツも
3つの系統に分類できます。イギリス、アメリカ、イタリアの国別がその3タイプです。
それぞれの国の個性を反映してか、その3つの国ではスーツのスタイルが著しく異なります。
固めの生地の仕立てを特徴とするブリティッシュ・スタイル」。
ゆとりあるBOX型の仕立てを特徴とする「アメリカントラディショナル・スタイル」。
柔らかでエレガントな仕立てを特徴とする「イタリアン・スタイル」です。
こだわりのオーダースーツを作るためには、まずはこの3タイプの特徴を知ることが必要となります。
ベーシックなスタイルを知り、それに加えて自分なりのアレンジを加える。
オーダースーツのこだわりはそこから始まります。
今回は、国別スタイルに見るスーツの基本形を説明致します。

固めの生地で仕立てた「ブリティッシュ・スタイル」

歴史的に見て、スーツスタイルの基本を築いてきたのはイギリスです。
ブリティッシュ・スタイルの一番の特徴は、パッドがしっかり入った張りのあるショルダーライン。
これは威厳のあるブリティッシュスタイルの象徴的なディテールです。
その他にも固めの生地で仕立てるハードテイラリングや固い馬の毛を使った毛芯の使用など、
丈夫なスーツ作りはブリティッシュスーツの基本的なスタイルです。
またタイトにシェイプされたウエストは、立体的なボディラインを演出し、
斜めの切り込みの腰ポケットは胸のたくましさを強調します。

ゆとりある仕立ての「アメリカントラディショナル・スタイル」
続いてイギリスのスタイルの合理的な部分だけ取り入れたのがアメリカです。
アメリカントラディショナル・スタイルの特徴はゆとりあるボックス型シルエット。
ウエストの絞りが少なく、着る人を選ばないのが特徴です。肩はパッドが入らない、
または薄いパッド入りのナチュラルショルダーで、機能性を重視したスポーティーな仕立て。
窮屈さを排除したゆとりある仕立てこそ、アメリカントラディショナル・スーツの基本的なスタイルです。
また、フラップ付きの腰ポケット、センターベントなどもアメリカントラディショナル・スタイルの
象徴的なディテールです。

柔らかで中性的な華やかさのある「イタリアン・スタイル」
そして、最後はイギリスの流れを組みつつも、柔らかな仕立てで、
中性的で華やかなスタイルを作り上げたイタリアです。
「イタリアン・スタイル」は大きく分けて「南イタリアのナポリスタイル」と
「北イタリアのミラノスタイル」の2つがあります。
その中でも日本で普及しているものは「クラシコ・イタリア」と言われるもので、
ナポリスタイルの流れを組むもの。
このスタイルの特徴は、何よりもシルエットの美しさです。
ドレープの効いた滑らか生地で仕立てるソフトテイラリングは
自然で柔らかなエレガントさを醸し出し、立体的な袖付け、胸元のバルカポケット、
袖口の重ねボタンが美しいラインを作り出します。

ちなみに、今回フランスは紹介していませんが、フランスはどの国よりもバラエティに富んでいて、
「基本」という型に当てはめにくいため、ここではあえて外しています。

スタイルを選んだら今度は生地選び


「良いスーツは良い生地から成る」と言われるように生地選びはスーツの良し悪しを決めるにあたり
大切なウェイトを占めるもの。そもそもスーツの生地はどんなものがあるのでしょうか?

そこで、ここでは、生地の種類を紹介致します。
生地には大きく分けて2種類あります。長い羊毛を梳いて織り上げてゆく「梳毛(ウーステッド)」系と
短い羊毛を紡いで織り上げてゆく「紡毛(ウォーレン)」系があります。
スーツには梳毛系の生地を使うのが一般的ですが、稀にフランネルのような
紡毛系の生地が使われることもあります。
ここで重要となってくるのは、 「仕立て」と「生地」の相性です。
例えば、堅牢でダンディズムな雰囲気が漂うブリティッシュ・スタイルには、
落ち着いた色の厚手の生地が合います。
また、シルエットの美しいイタリアン・スタイルには、ドレープの効いた
柔らかな生地が合います。
色、柄、素材などを総合的に判断し、スーツの「スタイル」や「体型」、
「自分の持つ雰囲気」に合わせて選ぶことより
良いスーツ作りのためのポイントとなります。良いスーツは仕立てだけでも、
生地選びだけでも作ることはできません。
「生地」と「仕立て」が一致して、初めて上質なスーツができ上がるのです。

生地の選び方

①色で選ぶ方法

リクルートのネイビー、フォーマルの黒など、色による見立ては生地選びの基本。
ビジネスシーンに対応したダークトーンの生地から、パーティー用のファッション性の
高いペルトーンの生地まで、スーツ地には様々な色の種類があります。
スーツを着用するシチュエーションに合わせて最適な色を選びましょう。

②柄で選ぶ方法
無地もシンプルで良いですが、生地に柄を入れると思いもよらないグレード感が出るものです。
例えば、ダークネイビーのスーツ地に、白のペンシルストライプを入れると気品あふれる
ブリティッシュ・スタイルになります。個性的なスーツを作りたいのなら
「柄」で差をつけて見るのも面白いでしょう。

③素材で選ぶ方法
当然季節によって合う生地は違ってきます。そこで押さえておきたいのが、
スーツ地の「素材」のセレクト。通常スーツ地はウールが多いですが、
他にも機能やテイストを切り口とした様々な種類のものがあります。

デザインや柄を気にする人は多いですが、素材まで気にする人はなかなかいないもの。
人とは違うスーツを作りたいのならば、「素材」で差をつけましょう。

Posted on 2014年02月20日 13:10

スーツとメンズファッションについて

オーダースーツ・オーダーシャツ専門店「ナガサカ」スタッフによるコラムです。
メンズファッションなどあらゆる分野をご紹介いたします。

さて、第一回目の本日はスーツとメンズファッションについて、です。

スーツを正装としてイギリス宮廷で身を包んだのが17世紀のチャールズ2世と言われています。
その後18~19世紀のイギリスでは男性がシャツ・ベスト・ネクタイ・コート(フロックコート)を外出着として着用。それら一揃えされた服装を『スーツ』と称されるようになりました。
その原点から徐々に男性もお洒落を愉しむようになり、
幕末から明治にかけて日本にも西洋文化と共に西洋の服装がが取り入れられました。
日本男子の洋服は軍服が始まりでしたが、その機能性から徐々に進化したスーツが親しまれるようになりました。
そして現在、正装として、ビジネスシーンやカジュアルシーンとしてでも
スーツスタイルは男性の印象を位置づける大切なアイテムとして確立されています。
こだわりはデザイン・生地・小物など幅広く、それぞれの国でオリジナルに富んだ流行が生まれています。
各国に洗練された特色あるデザイナーズブランドが生まれ、世界中の男性から注目されています。
ダンディズムを追求した男性の『抑え気味のこだわり』がスーツだけではなく
それら周辺パーツも現在の男性ファッションに大きく影響し進化を続けています。

オーダースーツは着心地やデザイン・生地も自分好みにできるため、
それぞれのこだわりを持つオーナーが増えています。

※フロックコート
19世紀中頃から20世紀初頭にかけて使用された昼間の男性用礼装

Posted on 2014年01月31日 19:50